ロンドン五輪開幕まであと1ヶ月と迫った7月27日、靴作りの名工・三村仁司(みむらひとし)氏
のシューズ工房 M'Lab(ミムラボ)高砂市米田町古新を訪れました。
三村さんは、
スポーツ用品大手アシックスを定年退職後、しばらくは休暇を・・と考えられたが、
10数社に及ぶスポーツメーカーからのオファー、選手から熱望する声を聞いて
2009年に「独立」をされました。三村の「ミム」、工房の「ラボ」から「ミムラボ」の誕生でした。
そして、2010年1月には、アディダスと専属アドバイザリー契約を締結。
三村さんに素朴な質問をしてみた。「なぜ、高砂だったのでしょうか?」 答えは当たり前のように、
自身が加古川市志方町出身であり、通える範囲内でイメージするワークスペースと
環境がマッチしたからだそうです。
世界のミムラは、今までいろんな所で戦ってきたはず、今だから生まれ育った播磨地で原点を
見つめ今もなお、シューズに注がれる情熱とともに“匠の技”
を世界に放つ。
有森裕子、高橋尚子、野口みずきといった歴代のメダリストをはじめ、メジャーリーガー
青木宣親外野手(ミルウォーキー・ブルワーズ)、和田毅投手(オリオールズ)
サッカー日本代表の香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)など
日本を代表するトップアスリートのシューズや中敷きを手がけ、選手の輝かしい功績を
影でサポートされています。
選手の弱いところを強化し、悪いところを直し、それがケガから守り、最高のパフォーマンスを
引き出すシューズ。三村さんの経験と実績は、選手の心を動かし、選手のメンタルな部分も 補強している。
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